きたやま胃腸肛門クリニック

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vol.4 裂肛(切れ痔)

裂肛(切れ痔)は、肛門の出口付近の皮膚(歯状線の下にある肛門上皮)が切れた状態です。便秘により硬い便が通過したり、下痢便の強い勢いなどで、肛門上皮が切れたり、肛門部の血液循環が悪くなることが原因です。

主な症状

  • 排便時の強い痛み※
  • 出血(量は少ない;トイレットペーパーに付く程度)

※歯状線より下にある肛門上皮は、肛門内部の粘膜と異なり、痛みを感じる神経(知覚神経)があるため、裂肛は、強い痛みを伴います。

裂肛は…

  • 95%は手術をせずに治すことが可能です
  • 繰り返さないことが大切です
  • 排便習慣の改善が裂肛の予防にもつながります

裂肛の手術は慢性裂肛による肛門の狭さやかたさを取り除き、元の柔軟な肛門の状態に戻すための手術です。
手術を行っても、便が硬く、肛門上皮が切れると、再び慢性裂肛になることがあります。

治療法

治療の基本は、保存的治療

①外用薬による治療
②排便習慣の改善

炎症や痛みを抑えるため、内服薬を併用することもあります。

手術適応

①慢性裂肛や肛門ポリープを伴う場合
②肛門狭窄と認める場合

手術療法

裂肛切除、側方皮下内括約筋切開(LSIS)
肛門形成術(SSG)

※原則的には手術が治療の第一選択になることはありません。

院長からひとこと

裂肛(切れ痔)の治療には、良い排便習慣が最も大切です。裂肛を悪化させないためにも、おしりに痛みを感じたら、早めにご相談ください。

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