おしりの診察はとても恥ずかしいものです。
診察にあたり、当院では、可能な限りの配慮と工夫をおこなっております。
女性専用待合室を併設し、男女のプライバシーに配慮し、女性にも優しいリラックスできる空間を実現しております。
肛門診察の流れは次の通りです。
- 1.予診室にて(問診)
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診察を行う前に、肛門診察用の予診室にてお話を伺います(問診)
おしりの病気は、いつから、どのようなときに、どのような症状があるかを詳しくは聞くことでどんなおしりの病気であるか、ある程度判断ができます。
- 2.診察室にて(肛門診察)
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個室仕様の専用の肛門診察室に移動して頂きます。
左横向きで寝て頂き、着衣を膝まで下ろして頂きます。(看護師が必要に応じて介助を行います)
医師が診察室に入り、問診をもとに丁寧に診察を行います。 1. 指診を行います。 2. 次に、デジタル肛門鏡という器具で肛門の中を診察します。
おしりの状態は前に設置してあるモニターで、一緒に確認が可能です。ご覧になりたくない場合は、その旨をお伝えください。 3. 必要に応じて、肛門エコー検査を同時に行います。
痔瘻や肛門周囲膿瘍などを認めた場合は、診断の確定や治療方針の決定のために、同時に行います。
- 3.予診室にて(結果説明)
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診察が終了したら、着衣を着ていただき、診察結果、治療方針をご説明致します。
肛門疾患の7割程度が、薬により治療(保存的加療)することが可能です。
手術が必要な場合でも、ほとんどの場合、当院での「おしりの日帰り手術」で根治することができます。