きたやま胃腸肛門クリニック

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きたやま胃腸肛門クリニック

胃腸内科

Gastroenterology

胃腸内科

食道がん

日本では、60歳代の男性に好発し、男女比は、3:1程度です。 そのほとんどが扁平上皮癌で、発生部位は胸部中部食道に多くみられます。 原因として飲酒と喫煙があげられます。

症状

初期症状は食道違和感や喉のつかえ感などの不定愁訴に近いため、発見が遅れやすく、食道がん自体がリンパ節転移が多いことや、周囲に浸潤しやすいことから、早く進行します。
早期がんの場合はそれに伴う身体所見はほとんどありません。
進行がんの場合は、嚥下困難などを認めます。

治療

癌の病理組織・病期により異なります。

  • 内視鏡治療 :病変がリンパ節転移の無い早期食道がんに対し、内視鏡治療が行われます。
  • 手術的治療 :内視鏡治療ができない病期の食道がんに対しては、根治術として食道切除術+リンパ節郭清が行われてきました。
  • 化学放射線療:近年、食道がんに対する化学療法と放射線療法の併用療法は、手術加療以外の根治的治療とし広く行われてきています。
  • 化学療法 :遠隔転移を生じた進行食道がんに対しては全身化学療法が施行されます。
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食道裂孔ヘルニア

食道裂孔ヘルニア

横隔膜には食道が通るための穴があり、これを食道裂孔といいます。
食道裂孔の緩みにより胃の一部がこの裂孔から胸部へと脱出してしまった状態が食道裂孔ヘルニアです。
原因としては加齢や肥満、背中が曲がった方などがあります。
この緩みのために胃の内容物が食道に逆流が起こりやすくなり、逆流性食道炎が起こりやすくなります。

治療

自覚症状がなければ、治療の必要はありません。
胸やけなどの症状がある場合には、胃酸を抑える薬などで使用します。
ヘルニアの程度がひどい場合には、まれに手術を行うこともあります。

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逆流性食道炎

逆流性食道炎

胃酸の逆流により、食道胃接合部や食道下部に粘膜傷害(びらんなど)を認めた状態です。
食道裂孔ヘルニアが原因のひとつと考えられています。

症状

胸やけ、呑酸や喉の違和感などがあります。

治療

プロトンポンプ阻害薬(PPI)などの酸分泌抑制薬の内服治療を行います。

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カンジダ性食道炎

食道感染症の中で最も多いもので、真菌(カビ)であるカンジダが食道粘膜に付着した状態です。気管支喘息治療でステロイド吸入薬を使用している場合に認められたり、免疫力低下などが原因となります。

治療

胸焼けなどの逆流性食道炎のような、自覚症状がなければ、治療は不要です。自覚症状を認めた場合や長期にわたり認める場合は、抗真菌薬を使用する場合があります。

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食道アカラシア

食道胃接合部が緩まないために、食べたものが胃に流れず、食道内に貯留してしまう疾患です。主な症状は、嚥下困難、嘔吐などがあります。原因は食道壁内にある神経の変性や消失と考えられています。症状が強いときは、手術が必要となる場合があります。

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食道静脈瘤

主に食道粘膜下層の静脈が拡張・蛇行し、瘤状に隆起して静脈瘤を形成したもので多くは食道胃接合部から口側に向けて進展します。
原因の大部分は、肝硬変症などによる門脈圧亢進症です。静脈瘤自体の症状は見られませんが、進行すると破裂して大出血を来たすことがあります。内視鏡で肉眼的に静脈瘤の大きさや形態などを確認します。検査で偶然発見されることも多いです。

治療

内視鏡を用いた硬化療法・静脈瘤結紮術や経皮経肝的塞栓術、経皮的肝内門脈静脈短絡術、手術療法などがあります。

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孤立性静脈瘤

食道上部や中部にみられる孤立性の白青調半球状隆起で、限局性に拡張した粘膜下静脈と考えられています。食道静脈瘤とは別物であり、基本的には治療が不要です。

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異所性胃粘膜

食道粘膜の一部に胃粘膜を認めることがあります。
内視鏡検査をしていると多くの方に認められ、頸部食道(食道入口すぐのところ)にみられることがほとんどです。内視鏡では正常食道粘膜が丸くに剥がれたように見えます。
多くの場合、治療や経過観察は不要と考えられています。

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バレット食道

下部食道の扁平上皮が胃粘膜の円柱上皮に置き換わった状態をバレット食道といいます。
原因として、逆流性食道炎があげられ、欧米では食道腺癌(バレット腺癌)の前癌状態と考えられています。
通常は自覚症状がないため、定期的な内視鏡検査をしながら、経過観察をしていきます。

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食道乳頭腫

上皮性の食道良性腫瘍です。ほとんどが無症状であり、内視鏡検査時に偶然発見されることが多いです。男女比は2 : 1で男性に多く,好発部位が食道下部であること、逆流性食道炎や裂孔ヘルニアに合併することが多いことから,胃酸の逆流による慢性刺激が考えられています。
内視鏡では白色の小隆起として認識され、治療は不要です。

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食道平滑筋腫

食道の壁内に発生した粘膜下腫瘍の一種で、良性腫瘍です。内視鏡で偶然に発見されることが多いです。自覚症状としてはほとんどが無症状で、治療の対象となることは少ないです。稀に、大きくなり、つかえ感などの症状を認める場合があるため、定期的な内視鏡での経過観察が望ましいです。

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食道顆粒細胞腫

大臼歯(奥歯)のような形をした、まれな粘膜下腫瘍です。
良性悪性の境界領域病変とされていますので、精密検査が必要な場合があります。

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胃がん

早期胃がん

胃がんは胃の粘膜から発生し、初期の段階では粘膜内にとどまっていますが、大きくなるにしたがって次第に粘膜下層→筋層→漿膜下層へと達します。
このうち、がんが粘膜または粘膜下層にとどまっている状態で、転移の可能性が比較的少ない状態を『早期胃がん』と呼びます。
早期胃癌には特有の自覚症状がなく、ほとんどの場合無症状です。

治療

内視鏡切除や外科切除が行われます。

進行胃がん

胃がんが筋層からさらに深く進行している状態を進行胃がんといいます。
進行胃がんになると、リンパ節への転移や遠隔転移の可能性が非常に高くなります。そして腹膜播種(ふくまくはしゅ)による がん性腹膜炎がしばしば起きます。
胃がんの遠隔転移は肝臓に最もよくみられ、肺などの他の臓器にも転移が起こることもあります。

治療

内外科切除や化学療法などが行われます。

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胃悪性リンパ種

悪性リンパ腫はリンパ系の組織から発生する比較的稀な腫瘍です。
消化管悪性リンパ腫は胃が原発のものが約 60~80% と最も多く、びまん性大細胞B細胞リンパ腫、MALT(マルト)リンパ腫などがあります。
MALTリンパ腫については、ヘリコバクター・ピロリ菌という細菌と関連しているといわれています。

自覚症状としては、わきの下、首、足の付け根などのリンパ節が腫れることがあります。
内視鏡検査において、病理組織検査をおこない、悪性リンパ腫であるかどうか、また、悪性度を調べます。

治療

リンパ腫の種類に応じて、手術療法、化学療法、放射線療法などを行います。
胃MALTリンパ腫の場合は、ヘリコバクター・ピロリに関する検査が行われ、陽性の結果が出た場合には、ピロリ菌の除菌を行い、うまくいくと除菌を行うことで治癒します。成功しなかった場合や、悪化した場合は化学療法や放射線治療、手術療法を行います。

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胃ポリープ

胃腺腫

胃腺腫

胃粘膜の一部が隆起したもので、胃粘膜上皮から発生した良性の腫瘍のことを胃腺腫といいます。小さなポリープの場合には、半年~1年に1回の検査で経過観察を行います。ただし、長期的にみるとがん化の可能性が高い形態のものは、内視鏡的に切除する場合もあります。

胃底腺ポリープ

胃底腺ポリープ

胃粘膜の一部が半球状に隆起したもので、数個から多数認めることが多く、つやがあり、表面はなめらかです。健康でピロリ菌に感染していない粘膜にできることが多く、癌化することはないので、経過観察は不要と考えられています。

過形成ポリープ

過形成ポリープ

胃粘膜の一部が隆起したもので、赤く表面がごつごつしていて、正常粘膜が厚くなったものが過形成性ポリープです。ほとんどのものは経過観察で問題ありませんが、大きくなると稀に癌化することがあり、定期的な内視鏡検査が必要となります。また、ピロリ菌による胃の慢性炎症が過形成ポリープの原因になっていることもあり、ピロリ菌除菌治療でポリープが小さくなることもあります。

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慢性胃炎

表層性胃炎

表層性胃炎

表層性胃炎とは胃の粘膜の表面に炎症が起こっている状態です。胃の真ん中付近(胃体部)から出口付近(幽門部)にかけて線状の発赤が観察されます。コーヒーやアルコール、香辛料などの刺激物、たばこや薬物などによる刺激の他、不安やストレスなどの原因と考えられています。

びらん性胃炎

胃の出口付近(前庭部)に多く認められ、ポリープ状、棍棒状、数珠状などの形態を取ります。数ミリ大の発赤を伴い、多発することが多いですが、単発のこともあります。単発性で不整形の場合、癌との鑑別が必要です。

肥厚性胃炎

炎症によって胃の粘膜が厚くなるもので、胃酸分泌増加に伴う、胃痛、胃液のこみ上げといった過酸症による症状を伴うことがあります。ピロリ菌感染に起因する胃のひだの肥大を特徴とする胃炎と考えられています。ピロリ菌に感染していた場合には、まずピロリ菌の除菌治療を行います。

萎縮性胃炎

萎縮性胃炎

主にピロリ菌の感染によって引き起こされる胃炎を指します。ほとんどの場合、無症状ですが、胃もたれや膨満感などの症状を呈することがあります。高度の萎縮性胃炎は胃癌発生リスクが高く、定期的な内視鏡検査が必要です。また、ピロリ菌除菌治療により胃癌発生リスクが低下することが可能です。

腸上皮化生

胃粘膜の萎縮の進展により粘膜が腸上皮に似た上皮に置き換わった状態をいいます。胃の出口付近(前庭部)中心に灰白色の扁平隆起として認められます。胃癌(特に分化型胃癌)の発生母地と考えられ、内視鏡による経過観察が必要です。

治療

  • ピロリ菌感染を認める場合は、ピロリ菌の除菌を行います。
  • 自覚症状に応じて、対症療法を行います。
    治療に使われるお薬には
    ①胃酸の分泌を抑制する働きのあるもの(胃酸分泌抑制薬)
    ②胃を保護する働きのあるもの(胃粘膜保護薬)
    ③胃の運動を良くする働きのあるもの(運動機能改善薬)
    があります。
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胃潰瘍/十二指腸潰瘍

胃潰瘍

胃酸により胃、十二指腸の粘膜に欠損が生じた状態を潰瘍といいます。
原因として、ストレスやピロリ菌感染、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などがあります。

治療

内服治療が基本となります。ピロリ菌による胃潰瘍の場合は、除菌治療も行います。
出血や穿孔を起こした場合は、緊急的に内視鏡治療や手術療法が必要になる場合があります。

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胃静脈瘤

肝硬変などで、門脈圧亢進時に胃静脈の血流量が増加して、穹窿部(胃の入口付近)に蛇行した表面平滑なやや珠々状の隆起性病変として認められます。胃静脈瘤は肝硬変が悪化などにより大きくなると、破裂してしまう可能性もあります。経過観察または精密検査が必要となります。

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胃粘膜下腫瘍

腫瘍が胃粘膜の下に存在していて、正常粘膜に覆われている状態で、正常粘膜が盛り上がっているように見える病変です。通常のがんやポリープとは異なり、正常の粘膜をかぶっているため、診断が難しいことが多い腫瘍です。ほとんどの場合、良性のものですが、まれに悪性の腫瘍のこともあります。粘膜下腫瘍には、GIST(消化管間質腫瘍)、平滑筋腫、神経鞘腫、カルチノイド腫瘍などがありますが、なかでも最も多いのがGISTです。

治療

小さいものは良性であることがほとんどであるため、経過観察のみとなります。2cm以上のものや増大傾向のあるものに関しては超音波内視鏡検査などを行い、悪性が疑われる場合には手術が必要となります。

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胃憩室

胃壁の内壁の一部分が外側に向かって袋状に陥凹したものとして認められます。内腔は正常粘膜に覆われています。ほとんどの場合症状がなく、治療の必要はありません。

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機能性ディスペプシア

胃の痛みや胃もたれなどのさまざまな症状が慢性的に続いているにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても、胃潰瘍・十二指腸潰瘍や胃がんなどのような異常がみつからない病気です。
原因は、現在のところ明確になっていませんが、精神的ストレスや、過労などの身体的ストレスが原因といわれています。

治療

生活習慣の改善と薬物療法の両面から行ないます。

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胃アニサキス症

胃アニサキス症

アニサキスという寄生虫により急激な心窩部痛で発症します。
アニサキス虫体が粘膜に刺入して、アレルギー反応を起こし、浮腫、発赤、びらんを形成します。

治療

内視鏡検査により、アニサキスを摘出することが必要です。

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大腸ポリープ

大腸ポリープ

大腸ポリープとは、大腸の粘膜上皮に発生する隆起性病変の総称です。
その約80%が『腺腫(せんしゅ)』と呼ばれる良性腫瘍です。大腸がんは、大部分が大腸腺腫と呼ばれる大腸ポリープが大きくなり、進行することによりできてくるとされています。大腸腺腫の段階で内視鏡的に切除できれば大腸がんになる前に治癒することができます。
大腸ポリープはほとんどの場合自覚症状がないため、『治りやすいが見つかりにくい』病気と考えられます。

治療

大きさや形態により、内視鏡的ポリープ切除術・内視鏡的粘膜切除術(EMR)・内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を行います。

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大腸がん

大腸がんは大部分が大腸腺腫と呼ばれる大腸ポリープが大きくなり、進展してがんとなります。 粘膜内に限局した早期大腸がんは内視鏡的摘除によって、治療されます。
粘膜下層より深く進展した大腸がんは、内視鏡的摘除による根治が困難であるため、手術が必要です。
進行大腸がんは手術に加え、化学療法、放射線治療などが必要となります。

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大腸憩室症

大腸憩室症

大腸憩室とは、腸管の内壁の一部分が外側に向かって袋状に飛び出したものです。内視鏡で腸管の内側から見ると「くぼみ」のようになっています。
発生頻度は年齢とともに増加し、通常は無症状で特に治療の必要はありません。
まれに便が詰まって炎症を起こしたり(憩室炎)、憩室の壁を通る血管が破けて、出血(憩室出血)を起こすことがあります。
いずれも、安静や点滴による治療で改善しますが、 内視鏡検査にて止血が必要であったり、手術が必要となる場合もあります。

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大腸メラノーシス

大腸メラノーシス

便秘薬を長期にわたって使用することによって生じた腸の粘膜へのメラニン沈着です。自覚症状がないため、大腸内視鏡検査を行って初めて、指摘されることが、ほとんどです。 大腸メラノーシスそのものは病気ではありません。
しかし、大腸刺激性下剤を長期服用することで、大腸の神経の機能(大腸の筋層の神経細胞が減少)が悪化し、下剤が効きにくくなっていきます。
大腸の神経が鈍くなることにより、便秘がますます悪化していき、内服する下剤の量がそれに合わせて増えていく結果となります。

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潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は、「主として粘膜を侵し、びらんや潰瘍を形成する原因不明の大腸のびまん性非特異性炎症」です。
完全に治癒することはなく、寛解状態へ導入、維持することが重要となります。

症状

下痢・血便・膿粘液の排出・腹痛です。
初期の症状は、必ずしも膿粘血・下痢便ではなく、下痢から始まり数週間の後に血液や膿粘液を従うようになります。

治療

消化の良い食事、5-ASA製剤や副腎皮質ホルモンを用いて治療します。これらで、症状が改善しない場合には生物学的製剤(※)を使用することもあります。
重症化した場合に大腸を全部切除する手術が行われることもあります。
腸の炎症が長期間コントロールされない状態が続くと、癌が発生しやすくなりますので注意が必要です。
(※) 生物学的製剤とは、体の免疫機能に直接働きかける薬です。

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クローン病

原因不明の慢性非特異性炎症疾患で、口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位におこります。
完全に治癒することはなく、寛解状態へ導入、維持することが重要となります。

症状

腹痛と下痢、体重減少などが主なものです。肛門病変(痔瘻、肛門周囲膿瘍)を合併する場合もあります。

治療

潰瘍性大腸炎と同じく、消化の良い食事、5-ASA製剤や副腎皮質ホルモン、免疫抑制剤、生物学的製剤などの薬物治療を行います。
腸が狭くなったり、腸と腸や他の臓器と交通ができてしまった場合、手術が必要になることもあります。

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虚血性腸炎

突然の腹痛、下痢の後に出血し発症します。
腸管の血流障害や便秘などが原因といわれています。 下行結腸~S状結腸に好発し、内視鏡検査にて確定診断がつきます。

治療

腸の安静を保つことでほとんどが改善しますが、症状が強い場合は入院し絶食、点滴による治療が必要となります。

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放射線性腸炎

婦人科や泌尿器科の悪性腫瘍(子宮がん、卵巣がん、前立腺がんなど)に対して放射線治療を行った影響で腸が炎症することにより起こります。
放射線腸炎は通常、照射中3カ月以内に起きる早期障害と、照射後6カ月~1年以上たって生じる晩期障害とに分けられます。
症状としては、嘔吐・下痢・腹痛・下血などがみられます。
確定診断には大腸内視鏡検査が有用で、粘膜の肥厚や充血、毛細血管拡張などの特徴的な所見がみられます。 放射線照射の中止や、保存的療法で治ることがほとんどがですが、改善しない場合は、内視鏡で止血をしたり、外科的手術を行う場合もあります。

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過敏性腸症候群

腸の検査や血液検査で明らかな異常が認められないにも関わらず、下痢や便秘などの便通異常を伴う腹痛や腹部不快感が慢性的に繰り返される疾患をいいます。
原因は、腸の自律神経の異常、ストレスや不安などと言われています。

診断基準

「腹痛あるいは腹部不快感が1か月につき3日以上あるものが3か月以上続き、その腹痛および不快感が

  • 排便によって軽快する
  • 排便頻度の変化で始まる
  • 便形状の変化で始まる

の3つの便通異常のうち2つ以上の症状を伴うもの」と定義されています。

治療

食事指導・生活習慣の改善、消化管機能調節薬などの内服になります。

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直腸カルチノイド

直腸カルチノイドは比較的まれな粘膜下腫瘍一つで、8mm以下であればリンパ節転移や肝転移を起こすことは稀であり、内視鏡的な切除で完治するため、良性の腫瘍ということになります。一方、8mmを超えてくると肝転移やリンパ節転移を起こしやすくなり、「がん」のような性質をもちます。 内視鏡検査による早期発見・早期治療が可能です。

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直腸潰瘍

排便時に強く息みすぎることのより肛門近くの直腸粘膜に浅い潰瘍ができる病気です。症状として、出血や粘液が多くなり便意も頻回になります。 排便の調整を行うことで多くの場合、改善が期待できます。

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