きたやま胃腸肛門クリニック

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きたやま胃腸肛門クリニック

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痔はみんなが持っている?

 

『検診で内視鏡検査をしたら、「痔」があるので肛門科へ行くように言われました』

と、外来を受診される患者さんがいます。

 

ですが、おしりの診察をする前の問診で、

『排便をするときに出血しますか?』『排便をするときに脱出しますか?』

とお聞きしますが、患者さんは、

『出血も脱出もしません』

とお答えします。

 

そして、実際におしりを診察してみると・・・

『病的な痔は認めない』=『治療を必要とする痔はない

ということが、よくあります。

 

おしりの内側にはもともと静脈叢(じょうみゃくそう)という、細かな血管のネットワークがあります。

静脈叢は誰しもが持っているものです。

 

元々存在する「静脈叢」のことを 『痔がある』 と判断されてしまうことがしばしばあるのです。

 

そして、その「静脈叢」が

・息みの繰り返しやおしりへの負担がかかることで、この静脈叢の血のめぐりによどみを生じ出血してしまう状態(=出血)

あるいは、

・静脈創自体が大きくなり、支えきれなくなって、垂れさがってしまう状態(=脱出)

が、病的な痔核(=いぼ痔)です。

治療は、病的な痔核になって、はじめて必要となります。

 

痔核をはじめとするおしりの病気は、肛門を診察する専用の肛門鏡を用いなければ正確に評価することはできません。

そして、出血や脱出などの自覚症状のない痔核は、原則的には治療は不要です。

 

おしりの診察はとても繊細で難しいところです。

大腸肛門専門のクリニック(肛門科)での診察をお勧めします。

 

当クリニックの肛門診療について、詳しくは肛門(お尻)の診療・診察・検査をご覧ください。

カテゴリー

医院概要

当院の特徴

  • 苦痛のない優しい内視鏡検査
  • おしりの日帰り手術
  • 日帰り大腸ポリープ手術
  • 女性専用待合併設
  • 日曜診療

アクセス

  • 〒154-0015
    東京都世田谷区桜新町2丁目
  • 東急田園都市線「桜新町駅」
    徒歩2分

診療内容

  • 内視鏡内科
  • 肛門外科
  • 胃腸内科
  • 胃内視鏡検査
  • 大腸内視鏡検査
  • 日帰り大腸ポリープ切除
  • 痔の日帰り手術