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慢性胃炎とは、胃炎が長期間くりか返し起こることで、胃粘膜が変化してしまう状態のことをいいます。
原因として
①ピロリ菌の感染
②加齢による胃の老化
③偏った食生活
④過度のストレス
⑤過度の喫煙や飲酒
などが考えられており、 自覚症状として、上腹部不快感、胃もたれ、食後のむかつき、食欲不振などがありますが自覚症状のない方も多くいらっしゃいます。
治療法としては
・ピロリ菌感染を認める場合は、ピロリ菌の除菌を行います。
・自覚症状に応じて、対症療法を行います。
治療に使われるお薬には
①胃酸の分泌を抑制する働きのあるもの(胃酸分泌抑制薬)
②胃を保護する働きのあるもの(胃粘膜保護薬)
③胃の運動を良くする働きのあるもの(胃運動機能改善薬)
がありますが、あくまでも、自覚症状に対する、対症療法が中心となります。
食事や日常生活の注意点として
・睡眠不足やストレスを解消し、規則正しい生活を心掛けることが大切です。
・暴飲暴食をさけ、胃に負担をかけない食事をしていくとともに、タバコ、アルコール、刺激物については、極力控えるようにすることが必要です。
慢性胃炎の大半は『ピロリ菌』の長期感染によって引き起こされると考えられています。
ピロリ菌を除菌することにより、慢性胃炎(萎縮性胃炎)の改善や胃部の症状の改善が期待できます。
また、胃がんの発生リスクを抑えることが可能です
(☆ピロリ菌についてはまた別の機会にお話しします)
それ以外の原因による慢性胃炎は病気と考える必要はありません。
症状があれば治療を受けるといったことで十分と思われます。
ただ、自覚症状だけでは診断できないため、とくに胃がんを除外する意味で1年に1回の胃内視鏡検査を受けることをお勧めしています。
当クリニックの胃内視鏡検査(胃カメラ)について、詳しくは痛みのない経鼻胃内視鏡検査(胃カメラ)時間・前日の食事・鎮静剤(麻酔)をご覧ください。
「専門医が伝えておきたい胃腸のおはなし:慢性胃炎」;
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