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肛門科クリニックでは、肛門診察を行う際に、『デジタル肛門鏡』という装置を使って肛門の中を観察します。
『デジタル肛門鏡』と聞くと、なんだか大がかりな、苦痛を伴う検査のよう思われてしまうかもしれません。
実際は、先が丸くなった細い透明な筒の内側にライトがついていて、これを使用することで、おしりの内側の状態を詳しく観察することが可能になります。
そして、これまで通常に使用されてきた肛門鏡と径の差はありません。
これまでの肛門鏡は診察を行う医師にしか、肛門の状況が見えませんでしたが、デジタル肛門鏡では、CMOSセンサーと呼ばれる画像センサーがついているため、肛門の中の様子を画面に映しだすことできるようになりました。
観察を希望される患者さまには画像を一緒にご覧頂きながら、肛門の状態を説明させて頂きます。
おしりは自分で見ることはなかなかできないところです。
肛門の状態を一緒に画面で確認していただくことで、納得安心して、治療を進めていくことができると考えております。