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全国の自治体で少しずつにではありますが、胃がん検診を胃内視鏡検査(胃カメラ)で、受けることができるようになってきています。
これは、厚労省が市区町村が実施する「胃がん検診の指針」を改定したことにより、2016年4月から胃部X線検査だけでなく、胃内視鏡検査(胃カメラ)も選択できるようになったからです。
どちらの検査を受けるかは、御本人の希望になり、
『胃の検査を受けたいけど、胃内視鏡(胃カメラ)とバリウムのどっちで受けたらいいのかな?』
『胃内視鏡(胃カメラ)はつらそうで怖いからバリウムにしようかな・・・」
という方も多いのではないでしょうか?
どちらの検査もよい検査ではありますが、
早期胃がんの発見率という点では胃内視鏡(胃カメラ)に軍配が上がります。
ただし、内視鏡の施行者により発見率に差があることも事実です。
当クリニックでは、苦痛の少ない経鼻から検査を行い、最先端の胃内視鏡を導入しております。
そして内視鏡専門医による高水準の技術により、さらに楽な検査を可能にしています。
鼻からの内視鏡検査の最大のメリットは、口からの検査と違って嘔吐反射を起こしません。鼻から入れる場合は内視鏡が舌の根元に触れないので、「オエッ」という吐き気をほとんどもよおすことなく楽に検査を受けることができます。
このような内視鏡検査を、実施できる施設に限りもあるため、胃がん検診に内視鏡検査を導入できるのはまだ一部の市区町村に限られますが、将来はより多くの人が負担が少ない内視鏡検査を受けられるようになると期待されています。
まとめ
・胃部X線検査は40歳以上で年1回の受診
・内視鏡検査は50歳以上で2年に1回の受診
・内視鏡検査による胃がん検診は精度が高く、胃がんの早期発見治療につながっています
◆世田谷区では、平成29年10月から、内視鏡検査(胃カメラ)による胃がん検診の開始が予定されています。
当クリニックでも(鼻からの)胃内視鏡検査(胃カメラ)による胃がん検診を実施予定です。
詳しくは『胃がん検診|世田谷区』 http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/105/146/625/d00145195.html を御覧ください。
東京都世田谷区桜新町
東急田園都市線「桜新町駅北口」徒歩2分
内視鏡検査は苦痛の少ない優しい胃内視鏡検査(胃カメラ)を行う
『きたやま胃腸肛門クリニック』へご相談ください