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大腸内視鏡検査の目的は、病気の早期発見と早期治療です。
大腸がんになる可能性がある大腸ポリープか見つかった場合、切除が基本となります。
これまで大腸ポリープ切除は、多くの病院で1-2泊の入院をしなくてはならない治療でした。
あるいはまた、病院の方針により、大腸内視鏡検査では『観察のみ』を行い、後日改めて検査と同様に下剤を飲んで頂き『大腸ポリープ切除』を行うところもあります。
これは、患者さんに『時間的』にも『費用的』にも負担をかけることになります。
今日では、最新の医療器具や技術の進歩に加え、経験を積んだ内視鏡専門医が大腸内視鏡検査を行うことにより、多くのクリニックで
『日帰り大腸ポリープ切除』
が可能となりました。
当クリニックでも、忙しい患者さんの時間的負担や医療費の節約も考え、検査を同日の日帰り大腸ポリープ切除を基本としております。
『日帰り大腸ポリープ切除』は、大腸内視鏡検査の際に、大腸ポリープや早期大腸がんが発見された場合に、内視鏡検査の流れの中で、そのままその病変を切除します。
すなわち、大腸ポリープ切除のために、後日もう一度下剤を飲んで準備するといった必要がありません。
大腸内視鏡検査を行いながら、必要な治療までを同時に行うことが可能なのです。
ただし、
大腸ポリープの数が多かったり、大きさが大きかった場合は、安全に治療を行うために、入院のもとで内視鏡切除ができる病院に御紹介させて頂く場合もあります。
一番大切なことは、患者さんへの負担を可能な限り少なくしながら、安全で確実な治療を行っていくことだと考えております。
当クリニックの日帰り大腸ポリープ切除手術について、詳しくは大腸ポリープ切除の日帰り手術(入院不要)をご覧ください。