クリニックブログ
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患者さんから、
『内視鏡検査を受けるにはどのくらいの時間がかかりますか?』
と、質問を受けることがあります。
内視鏡検査は大掛かりな検査と思われている方も多く、特に忙しい方にとっては時間的にもハードルの高い検査を考えられがちです。
『クリニックの滞在時間は、胃内視鏡検査(胃カメラ)が1.2時間程度、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)が2.3時間程度のクリニック滞在時間となります。』
と説明しています。
内視鏡検査を受けることは皆さんが、多少不安を感じたり、緊張をされたりしますので、当クリニックでは鎮静剤(麻酔剤)を使用してリラックスをした状態で検査を受けていただきます。鎮静剤(麻酔剤)を使用した場合は、検査後に1時間程度、個室仕様の専用リカバリールームでお休みをして頂きます。
検査当日の全体的な流れとしましては、
◆胃内視鏡検査(胃カメラ)の場合◆
①検査の30分前に来院していただきます
②検査前の準備を行います(鼻からの内視鏡検査(経鼻内視鏡)の場合は、鼻の麻酔などを行います)
③胃内視鏡検査(胃カメラ)を行います(検査自体は10分程度で終了します)
④検査中には軽い鎮静剤(麻酔剤)を使用しますので、検査による苦痛はほとんどありません
⑤検査終了後、専用リカバリールームで1時間程度お休みして頂きます
⑥診察室にて医師より詳しい検査結果説明を行います。
個人差はありますが、クリニック滞在時間は約1~2時間程度となります。
◆大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の場合◆
①検査の30分前に来院していただきます(検査の前準備である下剤の服用は「自宅」で行い、準備ができた状態で来院して頂きます)
◎大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行う場合は、検査前の準備として下剤の服用があります。お通じがすべてできるように2,3時間かけての下剤服用が必要をなります。下剤服用後、腸の中がきれいになってから検査を行うことになります。
※「クリニックの個室スペース」での前準備を希望の方は、クリニックにて下剤の服用を行うことも可能です。『自宅での下剤服用』あるいは『クリニックでの下剤服用』のどちらかを選んでいただき、行います)
②検査前の準備を行います(検査着への着替え、点滴の確保など)
③大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行います(検査自体は、通常、ポリープがなければ10-15分程度、ポリープがあれば同時に切除を行い、15-20分程度で終了します)
④検査中には鎮静剤(麻酔剤)を使用しますので、検査による苦痛はほとんどありません
⑤検査終了後、専用リカバリールームで1時間程度お休みして頂きます。
⑥診察室にて医師より詳しい検査結果説明を行います。
個人差はありますが、クリニック滞在時間は約2-3時間程度となりますので検査当日は余裕をもっての時間調整をお願いしております。
※鎮静剤(麻酔剤)については、当日、お車の運転をする必要がある方、授乳中の方、妊娠中の方は使用できません。
また、鎮静剤の使用をするかどうかは患者様一人一人のご希望で個別に対応しております。
胃がん、大腸がんは定期的に胃・大腸内視鏡検査を受けることで、早期発見、早期治療が可能です。
定期的な内視鏡検査をお勧めいたします。
当院の大腸内視鏡検査について、詳しくは以下のページをご覧ください。
きたやま胃腸肛門クリニック(東京都世田谷区)の大腸内視鏡検査