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「便潜血検査」で陽性を指摘された場合、精密検査として大腸内視鏡検査を行う必要があります。
そして、大腸内視鏡検査を行った結果、『異常なし』であった場合に、
『異常がないのに、なぜ便の検査でひっかかったのですか?』
ということを多くの方に聞かれます。
便潜血検査は、便が硬くておしりが切れたり、いきみが強くておしりから血がでたりしても『陽性』となりうる検査(=あくまで便の中に鮮血があるかないかだけを調べるもの)です。
大腸内視鏡検査を受けるきっかけにはなるかもしれませんが、便鮮血検査だけでは、正しい結論が出すことはできません。
そして、それは逆の結果を生むこともあります。
便潜血陰性だからといって、大腸に病気が何もない保障にはならないということです。
(大腸ポリープの約50%は便潜血検査で陰性になると考えられています)
大腸内視鏡検査に優る検査はありません。
定期的な大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。
当院の大腸内視鏡検査について、詳しくは以下のページをご覧ください。
きたやま胃腸肛門クリニック(東京都世田谷区)の大腸内視鏡検査